麻疹(はしか)について

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麻疹(はしか)について

YAWARAコラム

2019/02/16 麻疹(はしか)について

みなさん、こんにちは!錠内です!

今日は最近話題になっている麻疹(はしか)についてです!

 

【麻疹】といっても、症状や潜伏期間、どのように感染するかって皆さん知っていますか?

 

麻疹とは、麻しんウイルスの感染によって起こる急性の感染症であり

人から人へ非常に強い感染力を持つウイルスといわれています。

 

 

主な感染経路

 

・空気感染

閉め切った空間では、感染者の咳やくしゃみのしぶきが乾燥し細かい粒子となり空気中を漂い、免疫がない人が吸い込み感染します。

 

・飛沫感染

感染者の咳やくしゃみの直接のしぶきで免疫のない人が感染します。

 

・接触感染

感染者のウイルスが付着しているものに触ったりすることで感染します。(ドアノブ、手すりなど)

 

 

 

症状

 

麻しんウイルスに感染した後、10日~12日ほどの潜伏期間を経て、麻疹の症状が現れます。

 

①前駆期(カタル期)

発症後2~4日を前駆期といいます。

症状は、38度前後の発熱・咳・鼻水・倦怠感など風邪のような症状が現れます。

特徴的な症状として、口の中を見ると、頬の粘膜に小さな白い斑点(コプリック班)がみられます。

 

②発疹期

体温が39度前後になるとともに、赤く小さな発疹が現れます。

発疹は、耳の後ろや首から現れ、胴体や手足の末端まで全身に広がります。

発疹が出現してから全身に広がるまでは3~4日ほどかかり、その期間も高熱は続きます。

 

③回復期

熱が下がり、全身状態も回復していきます。

発疹は黒みがかった色素沈着となり、解熱後もしばらく残ります。

合併症がない場合は、発症から1週間程度で主な症状は落ち着きますが

体力や免疫力は低下している状態なので、他の感染症にかからないように注意が必要です。

 

 

麻疹は、肺炎や中耳炎の合併症を引き起こすリスクも高く

妊娠中に感染してしまうと、普段よりも抵抗力が低いため重症化したり、流産や早産のリスクも高まります。

 

 

麻疹を予防するには、予防接種が有効です。

後、ワクチンは2回受けることで免疫の獲得率が上がると報告されています。

 

 

 

症状が当てはまったり、予防接種を希望される方は、なるべく早い専門医の受診をお勧めします。

 

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