第4回・骨折と脱臼とは..

2013年4月号

今月のコラム担当：籔内院長

柔之道整骨院の院長でもあり大阪社会人サッカー一部に所属しているテクノネット大阪の現役のフィールドプレイヤーでもあり選手のスポーツトレーナーなども務める。

骨折と脱臼について

みなさん、こんにちは！！
花粉の時期も少しおさまり暖かくなって過ごしやすい日が増えてきましたね。
コラムの方も１１月から始まり二回目の籔内コラムとなりました。
二回目のコラムでは整骨院でこんなことも出来るんだって知られない方もたくさんおられると思いますので
少しご紹介させていただきますね！
 
整骨院では
骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷の疾患を扱い保険請求することを国から認められており、急性もしくは亜急性のものに限り保険適用となります。
 
今回は骨折・脱臼について説明させていただき、画像と動画を見ていただけたらと思います。
では、まずは骨折からの説明です！

骨折とは？？
直達外力(腕をぶつけたり、接触などで起こるもの)や介達外力(手をついた時に手首が折れたりするもの)
により骨が変形、破壊を起こす外傷であり、骨の連続性が絶たれた状態のことである。
 
骨折とヒビが違うと思っている方が結構おられますが実は一緒です！
あと、ヒビの方が治りにくいって聞いたことありませんか？？？
 
それも実は間違っていてヒビの状態の方が、骨と骨の距離が離れておらずもしくはくっついている状態なので、治癒はヒビの方が早いんですよー！
 
テレビで複雑骨折と報道されますがあれは大きな誤解で、大袈裟にするためにメディアが症状がひどいことを伝えるために言ってしまってるんです・・・
 
本来の複雑骨折の意味は骨折した骨が皮膚をつきやぶって外に骨がでてしまっている状態で開放性骨折とも言われテレビで言われてるものとは全然違うことがありますので、ひとつ当たり前に聞いていることが実は違うってことを覚えててくださいね。
 
脱臼とは？？
関節を構成する骨同士の関節面が正しい位置関係を失っている状態。
程度により完全脱臼と不完全脱臼（亜脱臼）に分類される。
骨折や軟部組織の損傷を伴うケースがある。
言葉でいうのはわかりずらいので、当院に来られてる患者さんで空手中に指を脱臼し整復した時の動画をご覧ください！！

※少し衝撃的な動画かと思われますので苦手な方のご視聴はお控えください。

 
 
整骨院では骨折や脱臼も扱うことをご存じないかと思われますが、捻挫や挫傷・打撲だけでなく骨折や脱臼も程度によっては
整骨院で対応することが可能です。(ただ、原則として施術していくには医師の同意が必要となります)
 
追伸
これからコラムをご覧の中に専門用語などが出てくる事があり、わかりにくい事もあるかと思われますので専門用語の説明についての
項目をホームページに作成しようと思っていますのでまた、そちらを見ながらコラムなどをお読みいただけるさらによくわかったりして
楽しくお読みいただけると思われますのでしばしお待ちくださいね！