第12回・女性のむくみについて

柔之道整骨院

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第12回・女性のむくみについて

YAWARAコラム

2018/04/10 第12回・女性のむくみについて

2014年1月号

 

今月のコラム担当:楠田先生

こんにちは!
今月のコラムを担当する楠田です
 
鍼灸師として、女性の力に少しでもなれればと思い日々勉強中です
 
 
「病気ではないけど、なんだか調子が悪い・・・」
女性なら、そんな時がきっとあると思います
 
そういう時に
「こんな改善の方法もあるんですよ♪」
と知って頂き、一人でも多くの女性に笑って、素敵に過ごして
ほしいということで女性目線の内容で
これからも発信していきたいと思います

写真 (1).jpg

 

女子のむくみについて

女子たちの悩みの一つに、足のむくみは必ず出てくると思います
雑誌でも、よく「むくみケア」について特集されていますよね
 
朝はほっそりとしていたのに、仕事が終わると・・・
夜のブーツがきつい!!
 
むくみケアを頑張る女子も少なくないと思います
そんなむくみについて、今日はお話していきます
 
 
まず、むくみは西洋医学ではどのような状態なのか簡単に説明します
 
教科書的に言うと
「細胞組織の液体(細胞間質液)と血液の圧力のバランスが崩れ、組織間隙に組織外液が異常に貯留している状態」
と説明されています
う〜ん・・・難しくてイメージがつきにくいですね
 
◇部屋全体=組織
◇入口用のドア=動脈
◇出口用のドア=静脈・リンパ管
とします
正常では入口から入ってきた液体が部屋全体を循環し、出口から出ていきます
これが、何らかの原因で循環はするんだけど出口から出ていかない!!部屋に溜まる!!というのが、むくんだ状態です
 
浮腫正常図.jpg正常図
 
異常図異常図
 
 
では何が原因なのか
高齢の場合は常飲している薬だったり、内科疾患的からくるものも多いですが
イマドキの若い女子たちの原因として考えられるのは
 
・ふくらはぎの筋肉を使わない
・足先のきついオシャレ靴
・お仕事(ずっと立ちっぱなし、座りっぱなし)
 でしょうか
 
心臓から全身に送り出される血液や、全身を循環するリンパ液は、筋肉のポンプ作用によって足先から心臓へと還すのですが、男性より筋肉が少ない上にヒール靴を履くので、
つま先立ちで歩くためふくらはぎの筋肉を使わないんです
私は街を歩くイマドキ女子たちをよく後ろから観察するんですが、やはり足首を使わず、「ベタベタ」歩きやつま先だけで歩く「ちょんちょん」歩きの方が多いと感じます
 
 
 
むくみは東洋医学ではこのように考えます
「むくみは《水》の症状である」
 
原因はその人の症状によって変わりますが、《水》が下に停滞していると考えます
西洋医学ととらえ方は似ていますよね
だから東洋医学の治療としては《水》を流して発散させたり、足先の循環をよくするようなツボを選びます
 
ツボ.jpgツボ図
 
 
イマドキ女子達と仕事やおしゃれは必須、簡単に切り離せるものでは無いと思います
むくみを無くすことは難しい
だけど少しでも改善を目指して、毎日のケアが大事です
 
簡単にケアできる着圧ソックスもお勧めですしアロマを取り入れるのもいいですよ♪
足のむくみには
・ゼラニウム ・ローズマリー ・スイートマージョラム ・ジュニパーベリー
・グレープフルーツ ・サイプレス
などの香りがいいとされています
 
ボディクリームでこれらの香りが含まれている物も販売されているので、探してみてください(^^)
お風呂上りに足首から膝に向かって撫で上げるようにケアするだけでも変わると思います
わたしはゼラニウムが好きですが、ぜひアロマショップなどで好きな香りを選んでみてくださいね
 
当院では鍼灸治療やアロマを使ったフットケアもできますので、興味があれば一度受けにきて下さい♪

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