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第21回・腕のだるさ、しびれ感
2014年11月号
今月のコラム担当:楠田先生
こんにちわ、今月の担当の楠田です 気付けば一年もあと少しで終わりですね 徐々に寒くなり、本格的に冬が訪れようとしています 寒くなるとどうしても首をすくめる姿勢になり、この時期は特に頚や肩背部の張りや凝り感を訴え来院される方が多いように感じます そこで最近、頚や肩背部の不調・腕のだるさを訴え、鍼治療を受けられた多くの女性の方に見られた疾患についてご紹介したいと思います
『胸郭出口症候群』 胸郭出口症候群とは 第1肋骨、鎖骨、斜角筋で形成される胸郭出口、及びその近傍における腕神経叢や鎖骨下動静脈の圧迫や牽引によって生じた、上肢の痺れや痛みを有する疾患群のことを言います 圧迫型は筋肉質でいかり肩の男性に多く、牽引型はなで肩の女性に多くみられます。 そして圧迫場所・原因により3タイプに分類されます タイプⅠ:斜角筋症候群 タイプⅡ:肋鎖症候群 タイプⅢ:過外転症候群
原因 明らかな原因が分からないことが多いですが、神経や血管束の牽引が多いとされています 若い女性に多い首長やなで肩などの不良姿勢が特徴的体型です その他にもスポーツや交通事故でのむち打ちなど、外傷が原因となる場合もあります つまり、姿勢不良や外傷により頚や鎖骨付近の神経や血管が通るトンネルが狭くなってしまったことで発症してしまうのです 症状
治療 まず頸椎疾患由来なのか、胸郭出口由来なのか鑑別が必要になります そして、頸椎疾患由来ではなく胸郭出口由来だと想定できた場合、つぎは圧迫型なのか、 牽引型なのかを区別して対応しなければなりません 安易に病院などで頚の牽引治療を行って、症状が増悪してしまうケースもあるので注意ですね どちらにしても保存的に治療を行い、普段の生活の癖(カバンの肩掛け)や、姿勢(猫背など)などの改善が大事となります 当院でも何が原因となっているのか見極めながら、マッサージや電気機器のほか鍼や灸でも治療を行い、原因となる筋肉の緊張を和らげ、筋肉や神経の血流・循環改善を行い症状の緩和を目指しています 女性の方でも肩を出しやすいように、個室もご用意していますのでお気軽にご相談ください!! 冬になり、身体のいろいろなところの不調が出てきます 肌だけでなく、十分な睡眠を取り体の中の保湿も心がけてください(^^) 元気な体で来年の春を迎えられるように、冬を乗り切っていきましょう!!
19/03/19
19/02/25
19/02/20
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2014年11月号
今月のコラム担当:楠田先生
こんにちわ、今月の担当の楠田です
気付けば一年もあと少しで終わりですね
徐々に寒くなり、本格的に冬が訪れようとしています
寒くなるとどうしても首をすくめる姿勢になり、この時期は特に頚や肩背部の張りや凝り感を訴え来院される方が多いように感じます
そこで最近、頚や肩背部の不調・腕のだるさを訴え、鍼治療を受けられた多くの女性の方に見られた疾患についてご紹介したいと思います
「腕のだるさ、しびれ感」
『胸郭出口症候群』
胸郭出口症候群とは
第1肋骨、鎖骨、斜角筋で形成される胸郭出口、及びその近傍における腕神経叢や鎖骨下動静脈の圧迫や牽引によって生じた、上肢の痺れや痛みを有する疾患群のことを言います
圧迫型は筋肉質でいかり肩の男性に多く、牽引型はなで肩の女性に多くみられます。
そして圧迫場所・原因により3タイプに分類されます
タイプⅠ:斜角筋症候群
タイプⅡ:肋鎖症候群
タイプⅢ:過外転症候群
原因
明らかな原因が分からないことが多いですが、神経や血管束の牽引が多いとされています
若い女性に多い首長やなで肩などの不良姿勢が特徴的体型です
その他にもスポーツや交通事故でのむち打ちなど、外傷が原因となる場合もあります
つまり、姿勢不良や外傷により頚や鎖骨付近の神経や血管が通るトンネルが狭くなってしまったことで発症してしまうのです
症状
治療
まず頸椎疾患由来なのか、胸郭出口由来なのか鑑別が必要になります
そして、頸椎疾患由来ではなく胸郭出口由来だと想定できた場合、つぎは圧迫型なのか、
牽引型なのかを区別して対応しなければなりません
安易に病院などで頚の牽引治療を行って、症状が増悪してしまうケースもあるので注意ですね
どちらにしても保存的に治療を行い、普段の生活の癖(カバンの肩掛け)や、姿勢(猫背など)などの改善が大事となります
当院でも何が原因となっているのか見極めながら、マッサージや電気機器のほか鍼や灸でも治療を行い、原因となる筋肉の緊張を和らげ、筋肉や神経の血流・循環改善を行い症状の緩和を目指しています
女性の方でも肩を出しやすいように、個室もご用意していますのでお気軽にご相談ください!!
冬になり、身体のいろいろなところの不調が出てきます
肌だけでなく、十分な睡眠を取り体の中の保湿も心がけてください(^^)
元気な体で来年の春を迎えられるように、冬を乗り切っていきましょう!!