第30回・熱中症対策

2015年8月号

今月のコラム担当：浅川副院長

こんにちは。浅川です。
みなさん今年の夏は、いかがお過ごしでしょうか？
ずっと仕事の方もいれば、休みを利用して旅行やレジャーに出かけた方も多いのではないでしょうか？
この時期に1番気を付けないといけないのが熱中症！
 
本日は熱中症対策についてお話したいと思います。

熱中症について

最近はテレビ等でも熱中症対策の情報はたくさん出回っているので、みなさんも色々知識としてはご存知だと思います。こまめな水分補給、塩分の摂取、暑い時間の外出は控えるといったことは気を付けられている方も多いようです。
 
では、熱中症になった時の対処の仕方はご存知でしょうか？
一言に熱中症と言っても重度により、レベル1〜3度まであります。

このように少し休めば回復するものから、救急車を呼ばなくてはいけない症状まで様々です。
レベル3度までなれば、かなり重症で命の危機に瀕します。
かと言ってレベル1度や2度でも甘く見るのは危険です。
 
 
また、大人の方であれば自らも意思で水分補給や休憩を取ることが可能ですが、子供は遊びに夢中になると休まず遊び続けることが多いので周りの大人の方の観察が重要になります。
顔が赤くなってきた、汗をあんまりかいていない等のときはすぐに休憩させて水分補給をさせましょう。
 
 
特に汗が出ていないときは要注意です。
 
 
熱中症の予防だけでなく、応急処置の方法も少し覚えておいてください。

まだしばらく暑い日が続きそうですので、熱中症に気を付けて楽しく過ごしましょう。