第37回・咳喘息

2016年 3月号

今月のコラム担当：白土先生

こんにちは！
 
３月のコラム担当の白土です。
 
気候も暖かくなってきて、過ごしやすい日々だと思います。
 
今月のコラムは、１月中旬から２月末までの１ヵ月間、悩まされた「咳喘息」について書きたいと思います。

「咳喘息」

 
咳喘息とはどんな症状？

２週間以上頑固な咳が止まらない

ケンケン・コンコンと乾いた咳が止まらない

乾いた咳が続き、夜や明け方にひどくなる

ストレスが溜まっている

ひとつでも同じ症状があると、風邪ではない可能性があります。
一般的な風邪とは、ウィルス感染によるものでう、通常は１週間ほどで完治します。
咳だけが止まらない風邪や、長引く風邪は基本的にはありません。
１週間以上症状が続く場合は風邪とは別の病気になっている事が多いと考えられます。
 
 
 
 
 
 
咳が止まらない原因とは？
 
 
２週間以上頑固な咳が止まらない
結核菌が原因で、一般的に結核と言えば肺結核を言います。
肺結核の場合は咳が主症状になる事は少ないのですが、気管支結核の場合は気管支に結核がでます。
気管支結核の場合の主症状は2週間以上続く頑固な咳です。
他にも血痰(けったん)や発熱、疲労感などがあります。
 
 
 
 
ケンケン・コンコンと乾いた咳が止まらない
マイコプラズマとは、2011年に大流行した感染症で、マイコプラズマ病原体が原因です。
乾いた咳が３週間以上続くと感染を疑ってください。
マイコプラズマの症状は、長期間続く咳、喉の痛み、発熱です。
幼児の場合は風邪程度ですが、小学生や大人が感染すると、肺炎になる場合があります。
乾いた咳が続き、夜や明け方にひどくなる咳喘息(せきぜんそく)の可能性があります。
 
 
 
 
乾いた咳が続き、夜や明け方にひどくなる
咳喘息とは、慢性的に咳が続く病気で、寒暖差やストレスや、ほこりやダニなどのハウスダストが原因でなると言われてます。
一般的な喘息と同じように気道が狭くなり、刺激に対して敏感になって、咳などの症状がでます。
１ヶ月以上空咳(からぜき)が続いたり、夜間から明け方にひどくなる事が多いです。
発熱や呼吸困難になることはほとんどありませんが、喘息の前段階とも言われますので注意が必要です。
 
 
 
ストレスが溜まっている
色々と検査や治療をし、原因が分からない場合は、心因性咳嗽(しんいんせいがいそう)の可能性があります。
主症状がコンコンと空咳が続くので肺喘息に似てますが、睡眠時には咳が出ないと言う特徴があります。
咳は心理的な不安の表れとも言われてます。極度のストレスがあって咳が止まらない時は要注意です。
 
 
 
 
 
 
風邪が治っても咳が止まらない状態が、１週間以上続いたら病院に足を運ぶことをオススメします。
激しい咳が続くと肋骨周囲の筋肉を痛めることや場合によっては、肋骨を骨折こともあります。
 
 
 
 
最後に・・・・
この３月のコラムを持ちまして、柔之道整骨院のコラム担当を終了することになりました。
４月５日より柔之道整骨院の分院として「柔之道整骨院 梅田院」がオープンします。
残り僅かの堀江で過ごす時間を大切にしたいと思います。
これからは、「柔之道整骨院 堀江院」と「柔之道整骨院 梅田院」を宜しくお願い致します。

白土佑介